HOME > 医師・医学学生向け > 後期臨床研修で学ぶ周産期医療
 
本院では開院当初よりレジデント制度を採用しています。後期臨床研修は、シニア課程2年、チーフ課程2年の合計4年で構成されています。

産婦人科と小児科の後期研修医には、NICUでの研修を推奨しています。小児科・産科専門医養成コースの参加者は全員、6ヶ月以上、総合周産期母子医療センターにて勤務します。県内の2つの総合周産期母子医療センターと連携しながら、医師のon the job trainingを行う循環型教育システムです。
さらに、「東関東・東京高度医療人養成ネットワーク(文部科学省大学病院連携型高度医療人養成推進事業)」との連携により、オーダーメイドの研修プログラムを組むことが可能です。
 
 
 
筑波大学、東京大学、千葉大学、東京女子医科大学、自治医科大学が連携し、5つの大学病院および関連病院の豊富な教育資源や得意分野を共有することにより、従来の枠を超えた研修を提供するプログラムです。
各大学の診療科ごとに特色ある研修コースが設定され、希望に応じて最長1年間、連携大学での研修に参加することができます。また、当事業のサポートで開催される各大学のセミナー等への参加も可能です。
 
 
 
婦人・周産期コース
 
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4年間の後期専門研修は、1年毎のローテートを基本とし、筑波大学附属病院と茨城県内もしくは東京都内の関連病院にて行います。大学病院では合併症妊娠や胎児異常、産科救急、婦人科悪性腫瘍の診療を研修し、関連病院では高度な不妊治療、正常妊娠・分娩・新生児の管理、一般婦人科疾患を中心に研修します。入院から治療方針の立案、実際の治療、退院後の外来診療まで、上級医の助言を得ながら自ら主体的に行う研修内容となっています。
第一段階として、後期研修4年目で日本産科婦人科学会専門医の資格が取得できます。後期研修修了後も附属病院や関連病院でスタッフとして診療にあたることで、サブスペシャリティとして日本婦人科腫瘍学会専門医、日本周産期・新生児医学会周産期(母体・胎児)専門医、日本臨床細胞学会細胞診指導医、臨床遺伝専門医制度専門医など、産婦人科関連の主要な専門医資格の取得が可能です。
専門医の取得には、臨床と同時に研究能力も要求されます。筑波大学附属病院産婦人科は臨床研究に積極的に参加しており、診療に携わることで臨床研究を学ぶことが可能です。研究論文執筆の指導はもちろん、国内外の学術集会でのプレゼンテーションも奨励しており、参加費や交通費、宿泊費の援助も行っています。後期研修修了後は筑波大学大学院への進学などの選択もあります。
 
 

●経験できる手術・手技(術者)
産 科:腹式帝王切開術、吸引遂娩術、鉗子遂娩術、骨盤位牽出術、会陰切開・縫合術、子宮内容除去術、子宮頸管縫縮術・抜環術、妊娠合併卵巣腫瘍摘出術、産褥会陰血腫除去術、羊水穿刺術
婦人科:腹式単純子宮全摘出術、準広汎子宮全摘出術、腟式単純子宮全摘出術、子宮筋腫核出術、子宮腟部円錐切除術、子宮頸管形成術、頸管ポリープ切除術、子宮脱手術、付属器摘出術、卵巣腫瘍摘出術、卵管避妊手術、Bartholin腺手術(造袋術、摘出術)、陳旧性会陰裂傷形成術、腹腔鏡下手術、胸水穿刺術、腹水穿刺術、皮膚腫瘤生検術、体外受精における採卵

●経験できる手術・手技(助手)
産 科:胎児胸腔穿刺術、胎児腹腔穿刺術、胎児採血、胎児膀胱-羊水腔シャント術、胎児胸腔-羊水腔シャント術
婦人科:広汎子宮全摘出術、後腹膜リンパ節郭清、卵巣癌根治手術、子宮鏡下手術、腹腔鏡下手術、マイクロサージェリー、外陰切除術、人工造腟術、膀胱・尿管に関する手術、消化管・肛門に関する手術、体外受精における胚移植

 
 
  小児科コース
 
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後期研修は小児科医としての基礎的な技能・知識・態度を身につけると同時に、自らのめざす小児科医のイメージを明確にし、目標に到達するための具体的な計画を見定める時期となります。
幅広い小児科診療を3年間学ぶことによって、小児科専門医の資格が取得できるので、小児科医の研修全体は小児科専門医を取得するまでの共通の後期研修と、専門医取得後の各人の希望に応じた専門研修に分かれます。筑波大学小児科は、新生児、血液、循環器、消化器、神経、内分泌など、小児の高度医療に関する全分野のスタッフが揃って、互いに協力しながら患者中心の診療を展開しています。特に高度医療を求める重症患者様が茨城県内全域から集中しており、豊富な症例が特長です。さらに小児外科と病棟を共有して密接な連携をとり、毎日、合同カンファレンスで病棟の一日が始まっています。学内には小児精神を専門とする宮本信也教授のグループも存在し、こころの診療の分野でもチーム医療を実践しています。筑波大学附属病院に隣接する筑波メディカルセンター病院では、活発な小児救急医療が行われ、筑波大学小児科と一体になって小児医療の全分野をカバーしています。このような充実した診療体制によって、短期間で広範囲の小児科研修が可能になっています。
4年間の後期研修のうち、1年目は、筑波大学附属病院あるいは茨城県立こども病院で多数の指導スタッフと共に、高度医療を経験すると同時に、子どもやその家族へのケアを学びます。この間、最低でも6ヶ月間のNICU勤務を必修として全員が新生児医療を経験する機会を設け、新生児医療に関する基礎的な臨床能力を身につけることが可能です。2年目は、筑波メディカルセンター病院をはじめとした関連病院をローテートして、一般的な小児医療、重症児のトリアージ、健康児管理を習得します。3年目からはチーフレジデントとして個々の希望する専門分野に重点を置いた研修を行います。4年目には、前述の小児科専門医を取得します。
その後の専門研修では、各人の希望に沿って大学院生または附属病院のクリニカルフェローとして、小児科のサブスペシャリティを学びます。この期間は高度の臨床と研究を一体になって学ぶ時期であり、国内外への留学や研修も可能です。3〜4年で小児科サブスペシャリティ専門医と医学博士を修得します。例えば、新生児医療について言えば、筑波大学附属病院、茨城県立こども病院はともに日本周産期・新生児医学会の周産期(新生児)専門医の研修基幹病院となっています。小児科専門医取得後直ちに、周産期(新生児)専門医の資格取得のための研修を開始することになります。明日の周産期医療を担う人材育成に万全の体制をとっています。
 
  小児外科コース
 
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後期研修1・2年目では、小児外科領域に見られるすべての疾患の診断に必要な問診身体検査の実施、診断計画の立案を行います。さらに、小児外科疾患全般にわたる全身状態の把握、全身状態改善、維持計画の立案、基本的な治療の実施、乳幼児の開腹手術に準ずる手術の研修などがあります。
後期研修3・4年目においては、小児外科領域の全疾患の診断・治療計画の立案、一般的な診療の研修が行われます。小児外科領域の全疾患の術前・術後の全身管理、新生児の開腹術に準ずる手術も研修内容に含まれています。取得できる資格は、日本外科学会専門医、日本小児外科学会専門医です。
現在、筑波大学附属病院は国立大学の小児外科の中ではトップクラスの手術件数であり、肝臓移植手術においても好成績を誇っています。また、地理的にも小児外科医が在籍する施設が限られているため、他の地域に比べ多くの経験が積める環境にあります。
 
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