初診受付時間
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診療時間
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休診日
土日、祝日、年末年始
面会時間
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玄関施錠時間
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診療に関するお問い合わせ
029-853-3621(月~木 08:30~15:00)
代表番号
029-853-3900
予約電話番号
029-853-3570(※当院は全科予約制です)

レミケード外来、エンブレル外来

診療科

リウマチ科(膠原病リウマチアレルギー内科診療グループ)

診療曜日等

レミケード外来

毎週木曜日 (完全予約制 9:00~13:00 13:00~17:00 各3名) 190外来 治療室 など

エンブレル外来

火曜日・金曜日の午後が原則です (完全予約制) いずれの外来も、まず通常の外来で担当医とご相談ください。上記外来に直接お越しいただいても、治療を開始することはできません。

診療予約に関して

筑波大学附属病院 予約センター 電話:029-853-3570(8:30~17:00)

専門外来の紹介

レミケード、エンブレルとは

関節リウマチでは、腫瘍壊死因子(tumor necrosis factor: TNF)-αが関節炎を起こす原因の一つであると考えられています。レミケード(インフリキシマブ)はTNF-αに対するモノクローナル抗体、エンブレル(エタネルセプト)はTNFの可溶性のレセプターです。いずれの薬剤も血液中のTNF-αを減らすことで関節炎を抑えることができます。これまでのリウマチ治療薬とは違い、リウマチの病態に基づき開発された新しい種類の薬剤です(生物学的製剤と呼ばれます)。当院ではこれまで40名以上の方がこの治療を受けており、多くの患者さまで関節炎や疼痛の緩和などに高い効果を示し、生活の質(Quality of Life: QOL)の向上につながっています。

治療を受けることのできる患者さま

関節リウマチまたは悪性関節リウマチの患者さまで、これまでの治療では効果が十分でない患者さまが対象となります。レミケードの場合は、リウマトレックス6mg/週以上を3ヶ月以上内服していることが条件になります。エンブレルの場合は、リウマトレックスや抗リウマチ薬(リマチル、アザルフィジンなど)が無効の場合に、治療を受けることができます。
原則として、痛みのある関節が6つ以上、または腫れている関節が6つ以上あり、血液検査で炎症反応が高い患者さま(赤沈28mm/時以上またはCRP 2.0mg/dl以上)が治療の対象になります。
B型肝炎のキャリア、心不全、重症感染症、悪性腫瘍、脱髄疾患をお持ちの方、妊娠されている方はこの治療を受けることができません。その他、いくつか条件がありますのでご相談ください。

投与方法

レミケードの場合

レミケードは外来での点滴治療となります。平均所要時間は、約4時間(点滴時間は3時間)です。初回は、詳しい説明や検査のためにさらに時間がかかる場合があります。初回投与後、2週後、6週後に点滴を行い、以後8週間隔となります。外来を含め4週毎にご来院いただき、診察・検査を受けていただきます。

エンブレルの場合

皮下注射を週に2回行います。治療開始後一ヵ月は、入院(または2回/週の通院)にて自己注射投与法の指導を受けていただきます。在宅自己注射になった場合は、2週間に1度の通院となります。

副作用

次のような副作用が出る可能性があります。投与後に発熱、咳、体調不良などがありましたら、すぐにご連絡ください。

  • 感染症 免疫力が低下するため、感染症には弱くなることがあります。特に、敗血症、肺炎、真菌感染症などの感染症を生じることがあります。
  • 結核 免疫力の低下により、結核にかかりやすくなることがあります。特に過去に結核にかかったことのある患者さまでは、結核が再発することがあります。あらかじめ、胸部レントゲン写真やツベルクリン検査を行い、結果によっては結核の予防薬を内服していただきます。
  • アレルギー反応 投与中または投与後にアレルギー反応が出現することがあります。皮膚の痒み・発赤など軽症の場合から、呼吸困難を伴う重度の場合まであります。
  • 血液障害、肝機能障害など 白血球、赤血球、血小板などの減少や、肝機能障害、コレステロール値の上昇など血液検査上の異常が出現することがあります。
  • 投与部反応 エンブレルでは皮下注射した投与部位に発赤が出ることがあります。一時的なものですので、しばらくすると治ります。
  • その他 多発性硬化症などの神経脱髄疾患、全身性エリテマトーデス様症状などがあらわれる場合があります。

医療費について

薬剤のみの金額で、レミケードでは1回投与毎に約67,000円/回(初期以外は2ヶ月に1回の投与)、エンブレルでは月8回投与で約36,000円/月の窓口自己負担額となります(3割負担で計算した場合)。これに加えて、診察料、検査料、点滴料、その他の薬剤料が必要となります。高額医療制度や医療控除の対象となる場合があります。

レミケード、エンブレルでの治療をご希望の方は

レミケード、エンブレルでの治療をご希望の方は、通常の当院のリウマチ科(膠原病リウマチアレルギー内科)外来でご相談ください。詳しい説明をさせていただき、関節リウマチや、レミケード、エンブレルについての資料をお渡しいたします。効果や副作用などについて詳しく書いてありますので、ご家族と一緒によくお読みください。
初診の方は、かかりつけの医院・病院の先生から、これまでの経過、現在の内服薬、最近の検査データなどを紹介状とともにお持ちいただけると、受診がスムーズになります。
採血、レントゲン、ツベルクリン検査、胸部CT(必要な場合)などの検査を受けていただきます。結果を当グループで協議し、治療を受けていただくことができるかどうかを決めさせていただきます。ご希望に添えない場合もありますので、あらかじめご了承ください。

その他、ご留意いただきたい点

  • 本院では教育の一環として、レジデント(研修医)の研修、および学生実習を行っています。
  • 本院倫理委員会で承認を受けた筑波大学大学院の研究計画に基づき、研究目的での血液検体の提供を、患者さまの任意でお願いすることがあります。
  • 学会、製薬会社などから依頼され、本院倫理委員会で承認を受けた調査(主に薬剤の効果や副作用についての調査)へのご協力を、患者さまの任意でお願いすることがあります。

以上につきまして、ご協力をお願いいたします。

お問い合わせ先

筑波大学附属病院 膠原病リウマチアレルギー内科診療グループ
レミケード担当:伊藤 聡 講師
エンブレル担当:後藤大輔 講師
電子メール: kounai@md.tsukuba.ac.jp

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