将来、小児科医や新生児科医をめざす初期研修医のための特別プログラムです。このプログラムでは、初期研修のうちから、小児専門病院や地域医療などいろいろなタイプの小児科診療、新生児医療やこどもの心の医療など多様な小児科専門診療、小児外科や産科などを学びます。
1年目は、筑波大学附属病院小児科で6ヶ月間、医師−患者関係、根拠や文献に基づいたEvidence Based Medicineなど、医師としての基本を学びます。希望によってはその間に新生児集中治療病室(NICU)での研修も可能です。その後、筑波大学の中で内科の各診療科をローテートします。
2年目には、左ページの小児科救急サブプログラムと同様に、地域の基幹病院で成人ならびに小児の救急診療を学びます。さらに、小児外科または産科の研修、地域医療の中で地元に密着した小児医療を学びます。ここでは小児の一般診療や予防接種・各種の健診など健康児の管理を体験してもらいます。初期研修の最後に、国立成育医療センターで小児の高度専門診療を学びます。